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2005. 3. 18.
「髭と坊主」
札幌や東京での送別会に来てくれた人はご周知の通り、モロッコ出発直前の僕は揉み上げとの境目が無いほどの見事な髭面に、坊主頭と言ういでたちであった。モロッコで2年を過ごした今も、基本的なスタイルは変っていない。途中スキンヘッドにしたり、教祖さまの様に髭を延ばしたりしたこともあったが、相変わらずの髭に坊主である。
日本を発つ前、僕なりにいろいろと考えた末に行き着いた「髭と坊主」。まず髭はアラブ社会では基本中の基本。只でさえ若く見られがちな日本人、初っ端からなめられる訳にはいかないっしょや。そして坊主頭は、毎日フロに入れないだろうから短い方が絶対良いよな…。それぞれそんな思惑が作用し、長かった髪をバッサリと切り、髭を延ばすに至ったのであった。
…がしかし、聞くと見るとでは大違い。まず髭であるが、モロッコの若い奴らは髭なんぞはやしている奴はまずいない。職場の人間からも、「お前、ウサマ(ビンラディン)みたいだな」「みっともないから剃れ」等々、すこぶる評判がよろしくない。
坊主頭に至っては、鼻をたらした小学生くらいしかしている者はおらず、おまけに短い頭髪が崇り、熱中症にかかり41度の熱を出して死にかけるという有様だ。しかも、フロには毎日入れた。
そんな裏目にしかでなかった僕の「髭と坊主」。2年間も続けていると愛着も湧くというもの。日本に戻ったらどうしようかな…。このままじゃ就職できんべな…。髭と坊主の苦悩は果てしない。
最近の髭坊主 3月15日 悲願の空中浮遊(2秒)に成功!!(パソコン版に写真を掲載してあります。ご覧下さい。)