★香港小話★
11. 風邪薬事件
2006. 3. 30.
同期会で製薬関係のお仕事をしているキムちゃんやおーごんさんとお知り合いになり、その頃から香港の薬事情を書こうと思いながらも早半年(笑)。事件と言うほどたいしたもんではないんだけど、日本ではなかなか体験できないと思われる出来事を少々紹介しませう。
あれは確か一年目の冬だったと思う。香港は暖房がなく、冬でも冷房をかける国なので冬、特に室内はかなり寒い。それもクーラーの人工的な寒さなので、ちょっと気を抜くとすぐに風邪を引いてしまう。インフルエンザとか発症するのはもしかしたらその冬でも冷房という習慣からかもしれない。そしてオレもお約束通り風邪を引いてしまった。
風邪薬や胃腸薬などは日本から持ってきたものを服用していた。外国のはちょっと怖いなあという感じがあったからね。 ただその日はたまたま日本の風邪薬が切れていたのでコンビニで現地の風邪薬を買い、当時通っていた語学学校のトイレでそれを飲んでから授業に出た。
授業は午前中4時間。風邪でちょっとしんどかったが、なんとか授業を終えて友達とランチをする事に。それから家具屋さんへ買い物に行く事になったのだが、家具屋さんへ行く頃から意識が朦朧としてきた。記憶が定かではないが、昼食後もその薬を飲んだのかもしれない。
まるで夢の中にいるように体が軽く、友達の後からついて行くのが精一杯という感じ。友達の後日談によるとオレはまったく普通に歩いていたらしいのだが。ただその当時は頭の中は空っぽでぼんやり、かなり酔っ払った感覚に近い状態だった。でも酔っ払った時とは違い、しっかりと歩いていたみたいな。その後友達と別れ無事家にたどり着いた。その時の不思議な感覚は今でも覚えている。
友達が言うにはオレが買った薬は欧米のモノらしく、体の大きい欧米人向けに作られた薬だったのだろうとの事。アジア人が服用するには少量で十分、どうもオレは欧米人向けの説明書きのままに薬を飲んでしまったらしい。
それ以来外国の薬は少しずつ飲んでいたのは言うまでもない。みんな外国の薬には気をつけましょう!ってオレに言われなくてもわかってるかあ(笑)。